生きる力!
ベトナムの生活はこんな感じ!
「道路を横断するの巻」
ルールに守られている日本の生活からすると、信じられない光景かも知れませんが、
ベトナムでは日常の出来事です。
ルールが無いからこそ、お互いが気を抜かずに状況を判断して生活しています。
インターネットにより情報や知識が何処に居ても得られる環境の下では、
国の教育水準や生活水準など関係なく学ぶことが出来ます。
日本に居ようがカンボジアに居ようが学べる環境があるのです。
学生さんのアルバイト先としてするべき仕事が分かり易いオペレーションシステムのコンビニやマクドナルドに人気があるようです。
しかし、裏を返せば個人の能力に差が出ない、均一的作業をするための仕組みです。
個人的意見ですが、これから将来を担う子ども達には、ルールを重視する環境でなく、状況を判断する環境で自分で考えて行動してもらいたいものです。
でないと、ベトナムやカンボジアの子供たちと同じ土俵で勝負したとき、勝負にならない気がします。
後談ですが、カンボジアで交通事故で相手を死亡させた場合の補償金はいくらだと思いますか?
物価の目安として、ホンダの新型カブが2,300ドルです。
死亡補償金は、1,000ドルなのです。
(ほとんどの人が車の損害保険に加入していないとのこと)
人間の値段ってなんだろうって気になりますが、カブの半分なんです。
そういった国で、車が引切り無しで走っている道路を横断して生活しているんです。
カンボジアの人たちは、生きることに真剣なんです。
今回の視察旅行を終え、いろんなことを考えさせられました。
現在、日本はアジアの中で裕福な国かも知れませんが、私の子ども達の時代にはどうなっているんでしょう?
快適で不自由ない生活を送っている子供たちには、生きていくことに向き合ってもらいたいと感じました。
私は、来年にでも子供たちを連れてカンボジアに行くことにしました。
エガケン